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循環器内科の病気

循環器内科

 循環器内科で扱う疾患には、不整脈、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、不整脈、心不全、睡眠時無呼吸症候群(SAS)、閉塞性動脈硬化症などがあります。入院加療などの必要性がある病態の場合は、大きな病院に紹介させて頂きます。

不整脈

 心臓の調律(鼓動のリズム)が一定ではなく、不規則になった状態を不整脈といいます。不整脈には、心配のない治療が不要なものから、危険なものまで多くの種類があります。

 動悸、息切れ、胸部違和感などの自覚症状がある場合もあれば、全く自覚症状がなく、健康診断で指摘される場合などがあります。必要に応じて、Holter心電図(24時間心電図)を施行し、診断します。徐脈性不整脈では、ペースメーカーの植え込みが必要な場合もありますが、内服加療によりコントロールすることが一般的です。

虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)

 心臓を栄養している血管である冠動脈が、狭くなるもしくは閉塞することで起きる病気です。虚血性心疾患が疑われた場合は、精査が必要になります。心臓超音波検査、負荷検査、冠動脈CTなど検査施行し、最終的には心臓カテーテルによる検査・治療(冠動脈ステント留置)となります。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

 2003年2月26日、山陽新幹線の運転士が居眠りにより駅を通過しました。運転士は重症の睡眠時無呼吸症候群であるために、居眠りをしたということが後日分かりました。この出来事以来、日本人のこの病気に対する関心が高まったといわれております。

 肥満の人に多い病気ですが、肥満でない人もこの病気の可能性があります。アジア人は顎が小さく後退しているため、気道が狭くなりやすく、欧米人より痩せているのにこの病気の人が多いです。

 自分で無呼吸に気が付く方は珍しく、周囲に指摘され来院する方がほとんどです。夜中に呼吸がとまると熟睡することが出来ないため、日中の眠気が生じます。この病気を放置しておくと、動脈硬化が進行して、脳卒中や心筋梗塞などにかかる人が多くなるといわれております。無呼吸・大きないびきを指摘されたことがある方、十分な睡眠時間をとっても眠たい方は、この病気の可能性があります。

 当院では、自宅でもできる携帯型検査を行なっております。重症の睡眠時無呼吸症候群に対しては、経鼻的持続陽圧呼吸(CPAP)による治療を行なっております。ご希望の方は、まずお電話でご相談ください。

当院で可能な検査
  • 心電図
  • 胸部X線
  • Holter心電図(24時間心電図)
  • ABI・PWV(下肢動脈の狭窄・閉塞の評価、動脈硬化の指標)
  • 簡易PSG(自宅でできる、睡眠時無呼吸の有無を調べる機器)

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